紙ベースの運用が中心でした
Tセンターでは、動物の特定疾病に特化した診断を行っていましたが、
患者情報やカルテ管理には主にExcelやWordを利用し、
紙ベースの運用が中心でした。
検査画像の管理も手作業で行っており、特に以下の点で課題がありました。
課題
- 検査画像や診断データの管理が複雑化しており、毎回の診断ごとにファイルの確認・整理に時間がかかる
- 紙ベースの情報管理が多く、情報の更新や共有にタイムロスが発生し、誤記入や記録漏れが頻発していた。
- 診断後のレポーティングや会計処理に時間がかかり、スタッフや顧客に負担をかけていた。
- 特化した検査診断施設であり、汎用の電子カルテでは機能面でフィットしなかった。
YOKUSIMASUでの解決策
ファイルメーカーCloudベースで、完全にカスタマイズされた顧客情報・診断画像・レポート管理システムを導入。具体的には、以下のプロセスが自動化され、効率化されました。
顧客の診断予約から診断、カルテ作成、レポート作成、会計までの一元管理
すべてのデータがクラウド上でリアルタイムに更新・共有され、
全スタッフが同時に情報を参照できる環境を実現しました。
診断画像の電子化と自動保存機能
検査画像をシステムに自動アップロードし、患者情報に即時紐付け。
過去の診断履歴や画像もすぐに参照でき、診断プロセスがスムーズに。
診断レポートの自動作成とテンプレート化
カルテ作成を自動化することで、診断結果のレポート作成がスピーディになり、
医師の負担を軽減しました。
YOKUSIMASU導入後の成果

診断結果のカルテ作成やレポートの効率が向上
自動化されたレポート作成により、手作業の時間を大幅に短縮し、
診断後の待ち時間が減少しました。
業務フロー全体がスムーズになり、ヒューマンエラーが減少
手作業でのデータ入力や誤記入が削減され、
スタッフ間での情報共有がリアルタイムで行われるようになったため、ミスが大幅に減少。
受付、診断、会計までのデータ共有がリアルタイムに可能に
これにより、各部門の業務が統一され、業務処理のスピードが向上。
スタッフ間での連携ミスがなくなり、顧客対応が迅速化。
顧客満足度が大幅に向上
診断・会計プロセスが効率化され、待ち時間が短縮したことで、
患者および飼い主からのフィードバックも改善。
参考初期開発費:380万円(税抜)
